内閣府が5日発表した2021年12月の消費動向調査によると、向こう半年間の消費者心理を示す消費者態度指数(2人以上世帯、季節調整値)は前月比0.1ポイント下落の39.1となり、4カ月ぶりに悪化した。国内では新型コロナウイルスの新規感染者数は落ち着いていたものの、海外で新変異株の感染が拡大していたことが影響した。
 
基調判断は「持ち直しの動きが続いている」で据え置いた。新型コロナが本格的に流行する直前の20年2月(38.4)の水準は3カ月連続で上回った。
 
調査期間は21年12月7~20日。2人以上世帯の有効回答数は全国の4678世帯だった。(2022年1月5日 共同通信)
 
※調査期間後1月に入って再び感染拡大傾向になってきた。こうなると消費者心理は再び冷え込むことになろう。