春闘が本格化するなか、賃上げの機運が高まっている。その障壁となっている「年収の壁」という言葉をご存じだろうか。パートやアルバイトなどで一定の収入を超えると「被扶養者」を外れて、社会保険料の負担が発生し、その分、手取り収入が減少してしまう状況のことだ。
 
結果的に、「働き損」になってしまうことから働き控えを招き、大きな経済的損失を生んでいるといわれている。
 
こうした事態を深刻ととらえた政府も支援策を打ち出した。その支援策によって、私たちの生活にはどのような影響があるのだろうか。(2024年3月1日 Yahooニュース イントロ)
 
https://news.yahoo.co.jp/special/income-wall/
 
※扶養のことに加えて住民税、所得税のことを考慮すると、100万円、103万円、106万円、130万円の壁が複雑にからんでくる。先の見えない支援策ではなく、壁を全廃する抜本的な税制改革が今こそ強く求められる。