総務省が2日発表した8月の完全失業率(季節調整値)は前月比0.1ポイント増の3.0%となり、2カ月連続で悪化した。完全失業者数は前年同月比49万人増の206万人だった。新型コロナウイルス感染拡大で5月下旬まで続いた緊急事態宣言による雇用への影響が依然色濃く残っている。
 
厚生労働省が2日発表した8月の有効求人倍率(季節調整値)は1.04倍で、1.08倍だった前月から0.04ポイント落ち込んだ。8カ月連続の悪化で、2014年1月以来、6年7カ月ぶりの水準となった。
 
男女別の失業率は男性が前月と同じ3.0%、女性は0.2ポイント増の2.9%となった。(2020年10月2日 共同通信)
 
※実際には1.00を下回っている懸念もありそうだ。Go Toもけっこうだが、新政権には雇用へのテコ入れを大いに期待する。