働く人1人当たりの今年10月の現金給与の総額は前の年の同じ月と比べて1.8パーセント増え、10か月連続で上昇しました。
 
一方、物価の変動を反映した実質賃金は 7か月連続で減少しています。
 
厚生労働省によりますと基本給や残業代などを合わせた働く人1人あたりの今年10月の現金給与の総額は27万5888円でした。前の年の同じ月から1.8パーセント増え、10か月連続の上昇となりました。
 
一方、物価の変動を反映した「実質賃金」は前の年の同じ月から2.6パーセント減り、7か月連続で減少しています。(2022年12月6日 TBSニュース)
 
※年金受給者にとっては、名目支給額が減少しているので、物価上昇とあわせるとダブルの減少となっている。