総務省が6日発表した東京都区部の4月の消費者物価指数(中旬速報値、生鮮食品を除く、2020年=100)は、前年同月比1.9%上昇の101.3だった。ロシアのウクライナ侵攻などに伴う原油や原材料の価格上昇を背景に、上げ幅は15年3月以来、約7年ぶりの大きさ。昨年春からの携帯電話の通信料金値下げによる指数押し下げ効果が一巡したことも影響した。
 
日銀が消費者物価の上昇率の目標として掲げる2%に近づいた。指数が前年水準を上回るのは8カ月連続。東京都区部の指数は今月20日に公表される全国の指数の先行指標として注目される。
 
エネルギー価格は24.6%の大幅な上昇。(2022年5月6日 共同通信)
 
※労働者の収入増のない物価高だけにますます生活が苦しくなる。とりわけ光熱給水費の上昇はこれから夏場を迎える時期の大きな懸念材料となろう。