特許庁は2021年の特許行政年次報告書をまとめた。20年の国内の中小企業の特許出願件数は3万9789件で全体の17・5%を占め、比率が2年連続で過去最高となった。コロナ禍にもかかわらず件数と比率ともに増加傾向にあることを示した。中小企業の特許戦略が中長期で功を奏していることや、19年に制度を拡充させ運用が始まった中小企業向けの特許料金の減免制度や手続きの簡素化などで、中小の特許申請数が伸びたとみられる。(2021年7月22日 日本工業新聞抜粋)
 
※出願のうちどれほどが特許となるかはわからないが、技術力の高い中小企業の存在は日本を元気にする元ともいえよう。