経団連の中西宏明会長は27日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため「人との接触8割減」を求める政府要請について、さまざまな書類にはんこを押すために出社を余儀なくされるケースが多いことに触れ、「はんこはナンセンス。全て署名や電子署名でいい。はんこはIDのシステムで、印影をIDとして頼るカルチャーは今のデジタルの時代に合わない」として、はんこは「美術品として残せばいい」と語った。 (2020年4月27日 産経新聞)

※捺印のために出社という声を聞くだけに、経団連会長の発言は大きいかもしれない。はんこに限らず、様々な工夫で”8割”を実現させることが急務である。