4月5日、厚生労働省は5日、1月の毎月勤労統計調査の確報値を発表した。前年に始まった対象企業の部分入れ替えで、現金給与総額(名目賃金)に0.9%下振れの影響が発生。名目賃金は前年同月比0.6%減(速報値では1.2%増)と、18カ月ぶりのマイナスに修正された。

確報値では、名目賃金から物価変動の影響を除いた実質賃金も0.7%減(同1.1%増)に修正され、3カ月ぶりに前年同月を下回った。
(2019年4月5日 時事ドットコムニュース)