総務省が26日発表した3月の完全失業率(季節調整値)は2.6%で、前月(2.7%)から0.1ポイント改善した。リストラや倒産などによる「非自発的な離職」が減った。2020年4月以来の水準となったが、引き続き休業者も多く、新型コロナウイルス感染症の影響はみられる。厚労省が発表した3月の有効求人倍率は1.22倍と、前月に比べて0.01ポイント上昇した。
 
有効求人倍率も2020年4月以来の高水準だが、2019年が1.5─1.6倍台で推移していたことを踏まえると新型コロナの影響は残っており、引き続き厳しさがみられる。(2022年4月26日 ロイター抜粋)
 
※新型コロナの影響は残っているとはいえ、徐々に改善傾向にあることは喜ばしい。ただ、失業者にならず、休業者にとどまっているという見方があることは懸念材料ではある。