10月の消費税増税に合わせて始まるキャッシュレス決済でのポイント還元について、コンビニ大手3社は、支払い時にその場で還元することで、実質的に値引きすることを検討していることがわかりました。

「セブン-イレブン・ジャパン」「ファミリーマート」「ローソン」の3社は、客がクレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレスで決済する際、増税分の2%をその場で還元し、実質的な値引き販売を検討しています。これにより、例えば、キャッシュレス決済なら、税率10%で110円になる商品も、税率2%分が値引きされ108円で購入できます。

政府の方針では、後日、ポイントを還元する方法が原則ですが、客の利便性とわかりやすさを重視したもので、その他の小売業にも影響を与えそうです。

(2019年8月21日 TBSニュース)

※「ポイント還元」はややわかりにくい仕組みと思ったが、この仕組みなら客としての利便性が向上するだけでなく、わかりやすい。